head_img
クオレ総合サイトTOP > クーリングオフ・解約サイトHOME > エステの事例(相談・解約分)

エステの事例(相談・解約分)

エステのシステムは複雑になっている場合が多々ありますから、契約書の内容はよく確認して下さい。それと、中途解約できることを説明しない業者も多いとの印象です。中途解約はクーリング・オフと同じく無理由・無条件でできますから、やめたくなったらすぐに検討したほうがいいですね。業者が倒産してからでは遅いですよ?婚活中の女性は要注意。

宮城県B社のケース(エステティックサロン)/被害者:20歳代女性
岐阜県T社のケース(エステティックサロン)/被害者:20歳代女性

当事務所はクーリング・オフ、中途解約等について、電話相談を無料にて承ります。1人で悩まずお気軽にどうぞ。
※ まずはこちらからご相談ください。


宮城県B社のケース(エステティックサロン)/被害者:20歳代女性

数ヶ月位の間に5回ほど、私はB社の女性従業員から駅の近くでアンケートに答えました。女性は「エステのお店の向上に参考にさせてください」という口実で近づいてくると、よく読む雑誌、チャームポイント、彼氏はいるか等といった内容が書かれたアンケート用紙への記入を求めてきました。アンケート用紙の下の方には、住所、氏名、電話番号を記入する欄がありました。

ある日の夜、アンケートをとっていた女性から私に電話があり、「アンケートにたくさん答えたから、脱毛かダイエットのどちらかの施術を一回無料にします」「待ち合わせしよう。ダイエットなら汗をかくから下着を持ってきて」と告げられました。私は無料ならダイエット施術を受けてみたいと思い、数日後、待合わせ場所でその女性と落ち合い、サロンに同行しました。女性から特に印鑑や通帳を持参するようには言われておらず、勧誘を受けることの認識はありませんでした。

サロンに案内されると、すぐに施術が始まりました。私の身長、体重、体脂肪とウエストを計りました。「いっぱいアンケートに答えてくれたから時間かけますよ」と、Iという女性の施術担当者に告げられました。

5時間ほどかかった施術が終わると、私は5つくらいある小部屋の一つに通され、それから1時間ほど待たされました。施術をした女性とは別の、白衣を着たY という女性が現われ、「精密機械があるから携帯の電源を切るように」と促されました。Yは、再び私の身長、体重、体脂肪とウエストを計り、それを紙に書いて記録し、「何がどれだけ減ったかを本人に教えている」と、施術に効果があることを私に説明しました。

まず、私が実行しているダイエット方法について尋ねられました。私は筋肉トレーニングや、ウォーキングがてら徒歩で通勤通学していることを答えると、「意味がない」と言われ、代謝をあげないと痩せにくい、絶食しても筋肉が落ちていく、筋肉トレしていても体脂肪は燃えないといったことを説明されました。また、仕事で嫌なこと、学校で嫌なこと、卒業してからの不安といった悩みについても尋ねられました。

そして、Yの話の内容は勧誘へと移ってゆきました。施術を受けた人の体験談として、肥満でファッションに無頓着な女性が、今はブランドのバッグを持ってくるといった話や、いつでもサービスを受けに来ることができる店にしているのが経営方針だといった話、さらに、コースについてくるダイエット食品についての説明もありました。私は以前から、同じ様なダイエット食品を通販で購入し試していたことを話すと、通販で購入できる商品は効果がないと告げられ、これら食品の摂取を併用することで、施術の効果が上がるのだとのことでした。なお、これらの商品を購入しなくても施術そのものは受けられるという説明はなく、一緒に購入するべきものなのだろうと思いました。

料金については、「店にはレジがなく、みんな引き落としで、親に内緒でも大丈夫」、「大学生も親に言わずにお小遣いから出している」、「出せるお金いくらからでもいい」という話でした。金額は約120万円で、私は「そんなにお金はないです」と渋ると、「これくらいかけてもやる価値はあるよ」と、さらにめられました。

午前9時から入店し、5時間の施術を受けた後、午後3時くらいまで、雑談と勧誘が続きました。疲れてしまっていた私は、契約しないと帰れそうもないと感じましたが、「これくらいかけてもやる価値はある」との説明もあり、また、月々の負担が1万円に満たないならば良いかと思い、契約することにしました。この時点までに、概要書面が交付されることはありませんでした。

私は用意されたクレジット契約書と推奨品購入申込書に記入し、印鑑がいつもバッグに入っていたので、その場で印鑑を押しました。その後、9点の商品を受けとりました。これらの商品は持ち帰りやすいように分けて手渡され、「一つでも開けたら解約できない」と告げられました。記入した契約書の控えもこの日に受取りました。

しかし、契約した直後、私は転居することになり、やむなくクーリング・オフの申出をすることにしました。知り合いから、「もう今日で期間が終わるから、とりあえず、今すぐに電話をしたほうがよい」と勧められ、私は外出先から慌ててB社に電話をしました。

電話をかけると施術担当者のIが電話に出ました。外出先のため書面では申出が出来ないこともあり、口頭にてクーリング・オフしたい旨を告げると、「ハガキは結構です。クーリング・オフは受付けましたので、後日、店に来てください」と、サロンに来るよう告げられました。このときまでに開封していた商品は、合計4個の食品(消費分の代金合計は約11万円)でした。

後日、私は未開封の商品を全部携えてB社サロンに出向きました。すると、Iに「施術は解約できるが、商品は一箱でも開けてしまったら解約できない」と、商品購入についてのクーリング・オフは断られました。そして、「商品のローンだけ月4,600円で払って」と、和解契約合意書にサインすることを求められ、その場で再度クレジット契約書と推奨品購入申込書を記入しました。新たな契約書を記入すると、「前の契約書は破棄して」と促され、その場で破棄しました。

私は、その後も、食品を食べ続けました。しかし、減量効果は見られず、使用は中止し、以前から行っていた方法に戻しました。結局、商品は処分してしまいました。

しばらくして、何気なくインターネットで調べると、クーリング・オフをした場合、購入した商品で未開封のものがある場合は、その部分については契約を解除し、返品できるとの記事を発見し、私は、Iの説明は誤りであることを知りました。

徳田さんのコメント

全体を俯瞰すれば、これは特定商取引法でいう「訪問販売」に方法によりなされたエステサービスの購入(特定継続的役務提供)ということになります。

施術の無料サービスであることのみを告げられ、勧誘目的を告げられることなくサロンに来訪することを要請されていますから、この部分は「アポイントメントセールス」です。

そして、訪問の際に勧誘され、施術と商品を購入しています。かなりのケースで、施術を受けるのに必ず買わなければならない商品なのか(関連商品)、それとも商品を買わなくても施術を受けられるのをぼやかすというパターンが見られます。

上記の事案でも同じく、この点がぼやかされ、「商品も買わないといけない」と思わされていますが、商品は「推奨品」とあり、また、契約書を読み込むと関連商品ではありませんでした。

通常、エステの場合には、関連商品は施術と一緒にクーリング・オフしないといけませんが、上記のケースでは関連商品でもなく、さらに訪問販売の規定も合わせて適用されますから、この商品売買の部分は、施術とは切り離して別個に特商法第9条によりクーリング・オフできると解されます。

また、購入したダイエット食品は、いわゆる「消耗品」ですが、消費した商品に係る最小単位部分についてはクーリング・オフできないものの、残部についてはクーリング・オフできます。しかし、B社の従業員は商品を携えてサロンに出向いた女性に「商品は一箱でも開けてしまったら解約できない」と、虚偽の説明をしています。同社の商品なら、封をあけていないものについては、当然クーリング・オフ可能です。さらに、「商品のローンだけ月4,600円で払って」と、和解契約を締結させたうえで、改めて同日付けで商品購入契約とクレジット契約をも締結させていますが、これは明らかに特商法に規定する不実告知によるクーリング・オフ妨害行為と解釈されます。この女性は転居する予定だったので、施術はダメとしても、商品だけは何とか売りつけたい・・・なんていう発想だったのでしょうか?

しかし、不実告知は、特商法第70条第1号により3年以下の懲役又は300万円以下の罰金(併科あり)が科されるほか、行政処分の対象とされている「非行」と法律上位置づけられているところですから、仮に軽い気持ちでクーリング・オフを拒否したとしたら、これは遵法意識が足りません・・・ということになります。

また、この業者は勧誘目的を告げていないという点において、特商法第3条に違反していますし、さらに、勧誘の際に、概要書面を交付することなく、役務提供及び商品購入契約を締結させており、これは特商法第42条第1項に規定する書面交付義務にも違反しています。もはや遵法意識がすんごく足りません・・・という理解になってしまいますね。

このケースは、相当期間が経過していたため、商品は手元に残っていませんでしたが、いくらかは返金されました。特にエステに顕著ですが、得てして「特定継続的役務提供」の契約書は複雑だったりします。業者の言うことを何の疑いもなく鵜呑みにしてしまうと、無駄なお金を支払う羽目になるかもしれません。女性の方はご注意を・・・。

メールはこちらから今すぐ!


ページトップに戻る


岐阜県T社のケース(エステティックサロン)/被害者:20歳代女性

私が業者を知ったのは、大学生のときに友人から無料体験に誘われたことがきっかけでした。友人と遊んでいると、その彼女からエステの無料体験の話をされました。私が断ると、話の最中にも関わらず、彼女は唐突に携帯で誰かと話し始めると「エステの人なんだけど、電話を代わってって言ってる」と、私に携帯を渡しました。困りながらも、私は、その携帯を受け取りエステの従業員と話をしました。

Iというエステ従業員は「いつ暇?」と、私が空いている日を繰り返し尋ねました。私は興味がないため断ったものの、あまりにしつこいため、仕方なく1週間後に無料体験を受けるため店にゆくことにしました。私は無料体験に行くと、勧誘されるだろうと予想していましたが、はっきり断れるとタカをくくっていました。

1週間後、私を紹介した女友達と一緒にサロンに行きました。その友人は既にエステの契約者で、その日もコースの施術を受けることになっていました。

T社の無料体験コースは、クレンジング→洗顔→スチーマー→マッサージという順序で30分ほどでした。通常のコースを元にして、工程を少なくしたものでした。無料体験を終えると、担当のIと1対1で話すことになりました。

Iから施術(美顔)の簡単な流れや、施術を受けることで「肌が白くなる」「乾燥を防げる」「毛穴が目立たなくなる」との説明がありました。そして「そろそろケアをしたほうがいい」「お客は同年代の子が多い」「大きな宣伝はしていないが、口コミで広がっている」と、それとなく契約を勧めてきました。

そして、Iはシミの部分が分かる写真を撮ったり、水分値や油分の測定をし、「シミをなくす為に、化粧品を使ってゆきましょう」「水分のバランスがあまりよくないので、こういったものを使ったほうがいいですよ」と、化粧品の購入を勧めてきました。

さらに「商品は推奨となっているが、ほとんどの人が一緒に契約をしている」との説明がありました。しかし、推奨商品を買わなくても施術が受けられるとはっきり説明していたかは憶えていませんが、施術コースとセットでなければいけないという感じの話し方でした。

Iより、「最初に化粧品を4点以上購入しなければいけない」と説明を受けました。私は、Iが肌の状態に合わせて基礎化粧品から選んだ化粧品5点を購入する契約を締結しました。さらに「購入すると、お徳用化粧品のパスブックが利用できる。21万円分の化粧品を、希望に合わせて、その都度引取る設定」との説明がありました。

当初は契約断れるとタカをくくっていた私も、いざ面と向かって話すと「契約しません」と言いにくい雰囲気がありました。また、時間がかなり経っており早く帰りたかったこともあり契約に応じることにしました。施術を受ける契約と商品購入の契約をその日に契約しました。印鑑は持っていなかったので、後日押印しました。クーリングオフも考えましたが、実際にコースを受けてみてから考えようと思いました。

数日後、1回目の施術を受けました。施術の内容は勧誘時のコース内容の流れは説明と一緒でした。

施術を受けた後、Iから知人を紹介するシステムの説明を受けました。これに関する説明書面はなく、Iが紙に走書きして説明をはじめました。「知人を無料体験に呼んだり、その人が契約をするとランクがあがる。ランクが上がると、お金がもらえる」とのことでした。「知人を紹介するシステム」は参加することが当然のような話し方でした。少なくとも参加しなくて良いとは説明はありませんでした。「すごい人はこれで10何万稼いだ」とのことでしたが、1人紹介するとお金がいくらもらえるとか、いつ支払われるとか、その他のシステムの詳細についても詳しい説明はありませんでした。

Iは一通り説明をすると、5~6人の友人の名前や職種、休みの曜日を紙に記入するよう私に促しました。さらに、その場で、その友人たちに電話をかけるように指示しました。極端に口調はキツくはないものの、かなり強引で有無を言わせない感じの口調でした。私は、少しイヤだったので、友人の番号には実際にかけないで、留守電につながったふりや、時報の番号をかけて、相手が全く電話に出ないフリをしてやり過ごしました。私は、クーリングオフも考えましたが、クーリングオフをどのようにするのか分からなかったのもあり、そうこうしている間にクーリングオフの期限をすぎてしまいました。

数日後、2回目の施術を受けました。この日も友人に電話をかけるよう促されました。Iから「直接私が誘うから、途中で電話を代わって」と告げられました。この時も私は、相手が全く電話に出ないフリをしたので、Iが電話を交代することもありませんでした。

その後も、毎回毎回、友人に電話をかけるよう指示され、私は、もうサロンに行くのが嫌になり、契約期間はのこっていたものの、その後の予約は取らなくなりました。施術を受けるのが嫌になった理由とは、この「友人紹介」が嫌だったのが一番です。また、施術や化粧品自体も効果を感じず、解約したいと思うようになりました。

徳田さんのコメント

「紹介すればお金をくれる」というのは、いかにもマルチ商法的ですが、このような紹介制度を設けているエステ業者というのはたまにあります。

知人から「これいいよ」等と勧められると、何となく良さそうに思えたり、試したくなるのが人情ですが、このような自然発生的な「口コミ」ならいざ知らず、無理矢理、「あんたの友達をうちの店に紹介しなさいよ!」みたいな『強制口コミ』じゃあ、強制される方はたまったものではありません。

幾つか勧誘の仕方に問題点はあるものの、取消し事由になりそうな不法な勧誘というのはどうもこのケースではなさそうでした。そこで、中途解約で処理することにしました。払いすぎた分も返金され大変よろこんでいました。

エステ等、特定継続的役務提供では、クーリング・オフ期間経過後も無条件で中途解約することが認められています。契約書の条項を見落として、色々な理由で行かなくなったのに支払を悶々としながらずっと続けている人は多いかも知れませんね。

メールはこちらから今すぐ!


ページトップに戻る


お問い合わせは今すぐに!
電話番号 03-6231-3926
メールフォーム こちらからどうぞ!
直通メール cuoreoffice@nifty.com


免責条項

当サイトに掲載する情報については細心の注意を払って掲載しておりますが、その内容の正確性、安全性等については保証いたしかねます。掲載情報により利用者が下した判断並びに行動により生じた結果については、当事務所はその責任を負うものではありませんのであらかじめご了承ください。


ページトップに戻る